食事や飲酒の制限

レーシックで入院するの?

医療機関の中には患者に一泊入院させるコースを設定しているところも見られますが、基本は日帰りが可能な手軽さもレーシックの大きな魅力です。
用いる麻酔も局部点眼麻酔ですし、当日手術自体に要する時間も15~30分程度であり、実際に角膜にレーザーを照射するのは僅か数秒の手術です。
終了後は数時間安静にして麻酔が切れた後、医師の診察を経て帰宅に際してリスクが無いと診断されれば当日帰る事が可能な手術なのです。

ただし術後の目のケアには十分な注意が必要で、普段から目を保護する事は当然の事、色々な日常生活上の制限が一定期間発生します。
眼を酷使する事を始め、入浴、洗髪、飲酒、喫煙、運動、コンタクトの装着、化粧など、各々「術後この期間は禁止もしくは控える事」と医師から指示される事となります。
これは術後まだ状態が不安定な角膜に負担を掛けてしまい、回復遅延に結びついてしまったり状態を悪化させる事を回避する意味を持つ、非常に大切な制約ですので厳守せねばなりません。

事実術後一定期間は定期的な検診を重ねねばならず、遠方の医療機関で施術を受けた人にとっては時間的経済的な負担が発生します。
術後直後最初の検診は通常翌日ですので、医療機関に一泊が不可能な場合、近隣の宿泊施設を自身で確保しておかねばなりません。
その後も角膜の状態が落ち着くまでの期間は複数回のこまめな検診が必須ですので、最寄りの専門医に診て貰わねばならない事も事前に理解の上、施術計画を立てておきましょう。

レーシックの手術を受ける人は年々増加の一途を辿っており、多くの体験者が自らの体験レポートや患者の立場から後に続く人達へのアドバイスをインターネット上に配信しています。
またレーシック手術を実施している医療機関の公式ホ-ムページ上でも各々で手術を受けるメリットやアドバイスなどを配信していますので、これらの閲覧も予備知識の収集に有効です。
レーシックは基本日帰り可能の手術ですが、術後の自身の目の保護とケアには細心の注意を払う義務を負うのは患者自身という視力矯正手法だと認識しておきましょう。

実績を誇る信頼出来る高評価の医療機関であれば不安はありませんし、確かな視力アップの効果も十分期待出来ます。
但し術後不安定な期間、繊細な自身の目をケアするのはあくまで自分自身ですので、担当専門医の指示をしっかりと守り、角膜の回復に最善を尽くす意思姿勢を継続せねばなりません。
患者自身にケアを委ねるウエイトが高いからこそ、日帰りが可能な手術なのです。

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