レーシック後は普通の生活ができるの?
レーシックでは角膜という非常に繊細な眼球の表面にレーザーを照射します。
この部分は新陳代謝が非常に活発なので回復のスピードも早いですが、やはり術後状態が安定するまでには最低でも約1ヶ月の期間を要します。
1日も早い日常生活に復帰する為にも、術後の目に対する細心の注意が必要です。
先ずは手術当日は絶対に直接自身で目に触れない事、強く瞼を閉じない事が鉄則であり、目に負担を掛けない最大限の努力を怠らないでください。
また指定された目薬以外の点眼も全てNGです。
当然回復力にも個人差がありますが、以下に平均的な目安をご紹介しておきましょう。
まずは手術当日ですが、首から下のシャワーは基本可能ですし、パソコンやテレビ、読書なども目に負担とならない程度でしたら可能です。
手術直後から肉眼で風景を捉える事には問題はありません。
翌日になれば、入浴や洗顔洗髪、旅客機での移動も大丈夫ですし、飲酒や喫煙も基本OKですが、控え目に越した事はありません。
但し煙草の煙が目に入る事や、飲酒に因る血圧の変化は眼圧にも無関係とは言えませんので、出来れば禁酒禁煙がベストです。
また女性の方でしたら化粧も可能ですが、当然目の周囲に過剰な圧力を掛けない注意が必須ですので、濃いアイメイクはこの段階では未だ控えておきましょう。
自動車の運転も視覚に異和感が無ければ、術後3日後ぐらいから可能です。
1週間後をメドに、温泉、サウナ、海外観光旅行、アイメイク、ゴルフなど屋外での運動、ジョギングなど、この時期になればほぼ普段通りの生活スタイルに戻せます。
それでも角膜の状態はまだ完全には安定していない事を忘れてはなりません。
そして1ヶ月も経過すれば、水泳など全身を激しく身体を動かすスポーツ、カラーコンタクトの装着、医師が指定した以外の目薬の点眼も可能となります。
また普段通りに目をこすっても基本大丈夫ですが、強い刺激を与えない方が良いのはレーシックに関係無く全ての人に共通する事です。
また手術後は人混みを避ける事も心掛けてください。
人混みはやはり目に見えないホコリや雑菌が私達の目の高さまで舞い上がる環境であり、それまで眼鏡のレンズやコンタクトでカバーしていた眼球です。
術後の不安定な裸眼でこの空気環境に触れる事は好ましく無い事も頭に置いておきましょう。
都会生活では難しい事ですが、後々の確実な回復の為には大切なケアの1つです。
術後の1ヶ月間、色々気を遣う毎日は負担に感じられるかと思いますが、この時期の過ごし方が重要ですので、自身の未来と視力の為に踏ん張ってください。
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