レーシックを受けるまでの流れは?
レーシック手術時間そのものは僅か15分から30分程度と非常に短時間ですが、手術を受けるまでには一定の準備期間を要し、期間中は次にお話する流れとなる事を踏まえておきましょう。
レーシックを受けようと決めた医療機関を訪れた際、最初に受けるのが医師からのカウンセリングです。
皆さんの術前の視力、目の疾患の有無や過去の病歴、そしてどの程度の視力回復を希望しているのかなどを確認すべく、必要なデータを医師側が質疑応答で収集して行きます。
次に受けるのが適応検査で、これは皆さんの目と身体がレーシック手術を受けるに十分な状態かどうかのチェックを行います。
非常に繊細な眼球の角膜にレーザーを照射する手法ですので、角膜に一定の厚みが必要であり、これが薄い方や現在から過去疾患をお持ちの場合、施術不可の判断が下される場合もあります。
続いて術前検査として、更に手術に際して事前に確認が必要なさまざまなデータが精密機械を用いて収集され、最終的にどのようなレーシック手術を行うかが決定されます。
医師から詳細の説明を受け、皆さん自身が理解納得同意すれば、ようやく手術に向けて具体的に動き出す事となります。
いわゆる準備期間に入ると、普段コンタクトレンズを使用している人に対しては、術後一定期間前から装着禁止の指示が出ます。
これはコンタクトレンズで圧迫されて変形している角膜の形状を自然な形に戻す事が目的であり、目に雑菌などが付着せぬ配慮として保護用の眼鏡の着用の指示が為される医療機関も見られます。
この準備期間中に他の視力矯正方法を選択し、レーシックを受ける事を取り止める方も決して珍しくありません。
色々な角度から最終的にレーシックと向き合う事が出来る貴重な時間ですので、自身にベストな最終選択をする期間に充当する事も大切です。
インターネット上には数多くのレーシック手術の体験談回顧録が配信されており、術前に感じた事や医師との質疑応答などの詳細を伝える記事も多数閲覧出来ます。
当然語り手の年齢性別性格は各々違いますが、自身に近い人の語る内容や皆さんが利用を検討している医療機関に関する記事は興味深く参考に出来る貴重な情報です。
全てを鵜呑みにして憶測だけで先入観を固めてしまうのは感心出来ませんが、術前の禁止事項を知り、自身が今後実際に体験する流れやを時系列でシミュレーションするには有益です。
「手術時間は極めて短く、それまでの諸々に日数が必要」という特徴を持つのがレーシック手術なのです。
レーシック名医バンクについても合わせて参考にご覧ください。