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レーシックを受けられない人って?

レーシック手術が可能か否かの判断は、カウンセリングや適応検査、術前検査を通じて専門医が最終的に判断します。
レーシックは角膜にレーザーを照射して形状を変化させる加手行為をベースに視力矯正を目的とする手術ですので、これに十分耐えて適応可能な角膜の厚さが必須です。
事前の測定で角膜の厚みが不十分だと判断されれば、その時点でレーシックは受けられないと判定されてしまいます。

次に現在何らかの目の病気を患っている場合や、過去病歴を持つ人に関しても、医師は基本施術を見合わせる事を薦めます。
目の健康維持を最優先に考えれば病気の治癒が当然先ですし、レーシックを受ける事に因って結果、その後の治療方法に制限が生じるケースも皆無ではないのがその理由です。
更には身体の他の病気を患っている場合も、レーシック施術不可と判定される可能性が大で、基本健康な人でなければ受けられない手術だと捉えておきましょう。

本当の事前申告を怠ったままレーシックを受け、結果自身の目の状態を悪化させてしまっては本末転倒ですので、自身の未来と目の為にも虚偽申告は厳禁です。
また法律で厳密に決められている訳ではありませんが、20歳未満や60歳以上の人は受けられないのが一般的です。
その理由は公的に明確にされてはいませんが、弱年齢層の場合は近視の進行途中で施術後更に進行する事で結果、術後再度の視力低下を招くリスクが想定されるのが理由と推察出来ます。

高年齢者は加齢に因る老眼、乱視、その他視力の弱体が理由で、こちらも術後の視力低下が懸念されるからだと思われます。
レーシックは手術を受ける時点の裸眼視力を矯正回復させる目的で行われる為、施術後にも目の状態自体が動く可能性が高い若年層や高年齢層には不向きな手法の手術なのです。
また妊婦もレーシックを受ける事を控えるべきとの見解が主流で、これは身体を安静に胎児と自身の健康を最優先にすべきだとの理由から来る判断です。

しかし感動的な出産に際して自身の視力を矯正しておきたいと望む妊婦の方も多く、どうしても施術を希望する場合はより一層十分なカウンセリングから検査確認を重ねてください。
レーシックは若年層や高年齢層を除く健康体の人であれば、施術の可否をカウンセリングや診断を通じて判定してもらう事が可能です。
しかし全ての希望者が受けられる訳ではなく、自身が希望するだけの視力を100%確実に得られる保証は残念ながら出来ない視力矯正手術である事を知っておきましょう。
気になるレーシックの後遺症についての記事も参考にご覧ください。

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