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レーシックで失明する危険性はない?

自身の眼球にレーザーを照射するレーシック手術ですので、誰もが頭の片隅をかすめるのが「万一失明してしまったらどうしよう」という不安感なのも当然の事でしょう。
ですが今日まで、レーシックが原因で失明した事例は一切報告されていません。
このように圧倒的な安全性を誇るレーシックだからこそ、年々手術を受ける人が右肩上がりで増加しているのです。

レーシックの手術に際しては、事前に十分なカウンセリングや諸々の検査を実施した上で、患者が手術内容を十分理解承諾した上での施術となります。
最新技術と機器を用いた短時間の施術ですので、基本的には「失明のリスクは無い」と明言しても支障はありません。
但し手術である以上、100パーセント何の危険も無いとは断言出来ないのも事実です。

術前の確認が不十分だったり、自身の目の病歴を伏せたまま虚偽申告でレーシックを受けてしまったり、術後のケアを指示通りに行わず目に負担を掛けてしまえば、自ずとリスクは高まります。
術後一定期間は角膜の状態が不安定ですので、1ヶ月間程度はその時期に応じて禁止あるいは制限される事項も少なくありません。
これらを守らず目に悪い負担を掛けてしまうと、失明という最悪の事態には至らずとも、雑菌などが目に入ってしまい、結果感染性角膜炎を発症してしまう可能性が懸念されます。

また過去のお話ですが、医療機関側が最低レベルの衛生環境を保っていなかった事が原因で、その施設で施術を受けた患者が集団で目の異常を訴えた事例が報告されています。
幸いその後の処置もあり失明に至った患者は確認されていませんが、レーシックを受ける衛生環境が術後に大きく影響する事はしっかり認識しておきましょう。
だからこそどの医療機関を選択するのかが重要だと言えるのです。

それでもまだ不安を拭い去れない方は、ご自身でキーワードを「レーシック」「失明」などと入力の上、ご自身で出来る限りの情報を収集検証してみてください。
僅かでも不安を抱え、十分信頼納得出来ていない状況でレーシックを受ける行為は絶対にお薦め出来ません。
十分に信頼出来る医師との意思疎通を重ね、患者としてキチンと指示を守れる事が結果、術後の早期回復から目の状態の安定に直結します。
「眼球」という砂埃や逆まつ毛が入っただけでもあれだけ痛む繊細な場所ですから、レーシックを受けるに際して臆するのは当然の感情だからこそ、納得出来るまで自己確認すべきなのです。

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