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レーシック後に車やバイクの運転はできる?

レーシック後に目の状態が安定し、裸眼運転が許可される視力を得る事が出来れば、当然車やバイクの運転が可能ですが、施術直後はこれらの行為は慎まねばなりません。
レーシック直後は目の状態自体が非常に不安定であり、それまで用いていた眼鏡も不合致となります。
光が極端に眩しく感じられたり、反対に一時的に感覚が鈍るなど、運転に十分足り得る安定した視力の維持が難しい状況となる場合が少なくありません。

こうした状況下で運転してしまうと、自ずと事故のリスクが高まります。
レーシックが交通事故に自身を導いてしまっては泣くになけませんし、自身が加害者の立ち位置に立ってしまっては取り返しがつきません。
眼球の動き自体も本来の機能が暫くは期待出来ず、動体視力の面でも施術後一定期間は鈍った状態となりますので、目を酷使する運転は暫くは自粛が鉄則です。

十分に回復していない状態で運転を強行し、結果その後の回復安定までに要する期間を延ばしてしまっては本末転倒です。
術後検査の結果、レーシックで矯正した事で得られた十分な視力が安定し、後遺症や感染症なども確認されなければ、医師から許可が出ます。
何よりそれまでとは一変した鮮やかな視界世界に自身が慣れるまでにも一定期間を要して当然です。

レーシック後に目に映る世界に戸惑わなくなるまでは、車やバイクの運転は控える事を強くお薦めします。
またバイクの運転の場合、裸眼で強い向かい風を受けてしまうと、それだけでも目に圧力を感じる事となりますし、砂やゴミが飛び込んで来るリスクも高まります。
術後も眼鏡やゴーグルなど、角膜が向かい風を受けない防御を怠らないケアが大切です。

急ブレーキなどの懸念も含め、バイクの運転は実際には激しい運動を伴いますので、こちらの視点からも術後暫くはNG行為だと位置付けられます。
インターネット上の口コミや体験談でも、レーシック後にハンドルを握った時に実感した別世界を語る配信を多数確認出来ます。
いずれも見違える程に鮮やかに見える世界に感動した事など、レーシックのメリットを語る内容が並んでいますが、当然戸惑いも同時に感じている筈です。
何より安全確保と自身の目の治癒を最優先に、先ずは回復した視力が捉える世界に慣れ、違和感を感じないと確信出来るまでは、徒歩と自転車程度での移動を徹底しましょう。
個人差が見られますが、遅くても術後1ヶ月程度が経過する頃には、車やバイクの運転を再開しても大丈夫との診断結果が届きます。

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